1993-06-10 第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
○志賀(一)委員 どうもそこのマイクが、こちらで聞くと人によって、大臣の答弁は非常に明確に聞こえるのですけれども、今の答弁は不明確で困るのですが、後で検討してもらいたいと思います。 それで、国産材時代、こう申しながらも、一体外材がどの程度輸入されてその価格はどうなっているのだろうかというところに、国産材時代が果たして来るのかどうかということも一にかかっていると思うのですから、そういう長期的な見通しというものに
○志賀(一)委員 どうもそこのマイクが、こちらで聞くと人によって、大臣の答弁は非常に明確に聞こえるのですけれども、今の答弁は不明確で困るのですが、後で検討してもらいたいと思います。 それで、国産材時代、こう申しながらも、一体外材がどの程度輸入されてその価格はどうなっているのだろうかというところに、国産材時代が果たして来るのかどうかということも一にかかっていると思うのですから、そういう長期的な見通しというものに
○志賀(一)委員 今お話がございましたけれども、私の質問でまだ一つ答えていないのは、国産化時代との関連でどうなるのかという点についてちょっと御説明がなかったので、お聞きしたいと思います。
○志賀(一)委員 本日は、今通常国会最後の農水委員会でありますが、そのトップバッターを仰せつかって、いろいろ林業問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 まず最初に、世界における木材輸出国の動向ということでありますが、最近新聞等によりますると、それぞれの国々で環境問題とか、あるいはその国の砂漠化を防ぐとか、あるいはいろいろな理由でだんだん外材の輸出が削減されつつあるのではないかというふうに見ているわけでありますが
○志賀(一)委員 どうもその辺、不明確な状態にありますけれども、前に進みたいと思うのであります。 この有機農法に対して、先ほどもお話がございましたが、ECにおいても環境保全型農業として、食の安全性の視点から有機農業法を一九八五年に法制化し、また米国では九〇年農業法を制定して、大型農業の限界から環境保全と食の安全性の重視ということで有機農業法を制定しているわけであります。 その間にはECにおいても
○志賀(一)委員 今、お話は十分わかるわけですが、この間も実は出向きまして、百貨店のジャスコというところですか、見てまいりましたが、その中で有機農法でやったものの値段はどれくらいかといいますと、二、三割高い、こういうふうなことでありますけれども、しかし実際にかかる手間賃それから苦労というものは、もうとてもとてもそんなものじゃないんですね。そういう苦労をして貴重な有機農産物をつくるというのは大変なことなんです
○志賀(一)委員 私はまず、有機農業というものを新農政の中でどのように位置づけて対応しようとしているのか、こういうところにスポットを当ててお聞きをしたいと思う次第であります。 御承知のように、新農政の根幹は、やはり従来どおり高生産、効率的な農業、こういうのが一貫して流れている思想であります。同時にまた、今回新しい一つのとらえ方としては、環境保全型農業、こういうことでの対応もまた同時に取り入れているところでありますが
○志賀一夫君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、平成三年度決算及びその関連事項についてお尋ねをいたします。 会計検査院が、平成三年度決算に関して検査対象としたのは、政府関係機関十一、公団十三、事業団十七、その他の法人五十二、そして日本放送協会などであり、その結果、法令等に違反し、または不当と認められた事項二百二十四件、関係大臣等に対して意見を表示し、または処置を要求した事項八件、指摘に基づき
○志賀(一)委員 大臣も十分御理解をいただいておるようでありますから、このことについては、もう本当に議論の余地はないのではなかろうかと私は思いますので、十分検討されて、しかるべく、今後とも係争をやる必要がないという事態にしていただきますように、特段のお願いをしたいと思います。さらにまた、やはりこういう思いをしてまでやらなければいけないような欠陥、そういうものがあるとすれば、今の福祉政策の欠陥とも言える
○志賀(一)委員 この新聞報道によりますと、本当にわずかな保護費、生活大国と言いながら、いただいているわずかな保護費をあすへの心配のために本当にサバ一匹を二人で三日かけて食べだというような状態で、本当に切り詰めた生活をしながら将来の生活への不安からこういう貯金をしたということ、これで、この記事によりますともう何回も裁判を続けているわけでありますが、この事実を見まして、もし我が国が生活大国と言って胸を
○志賀(一)委員 去る四月の二十三日でありますが、秋田地裁で、生活保護費の受給者が保護費や障害年金を切り詰めて蓄えた預貯金を資産と認定して保護費を削った福祉事務所長の処分の是非が問われた行政訴訟の判決が、二十三日午前秋田地裁で言い渡され、山本博裁判長は、こうした預貯金について、最低限度の生活を下回る生活をすることよって蓄えたもので、その分の保護費を減額することは本来的になじまず、被保護世帯が一定の預貯金
○志賀(一)委員 この問題はまた後で触れたいと思いますので、具体的な課題でお聞きをいたしたいと思います。 それは、平成二年一月に公表いたしました「農産物の需要と生産の長期見通し」に立った西暦二〇〇〇年の国内農業の枠組み、すなわちカロリー自給率五〇%の維持、優良農地五百万ヘクタールの確保、国民一人当たり二千キロカロリーを供給し得る国内生産体制の堅持を当面の達成すべき政策目標として明示し、これを実現する
○志賀(一)委員 こういう中で私ども痛感いたしますのは、農業の公益的な役割、やはりこういうものを考えるときには当然そこに非経済的な要素というものが働いてくるわけでありますが、それと対比して、農業の効率性を余りにも重視し過ぎる嫌いがあるのではないかということが今度の農政の最大の柱としてびんと響いてきているわけですね。その辺をどう整合性を保っていくかというのが新農政の課題ではないかというふうに思うのですが
○志賀(一)委員 私は、もう既にいろいろ議論されてまいりましたけれども、今回の新しい農水省の政策の理念、その中では、農業、農村が有する国土、環境保全等多面的機能に着目した農業、農村の非経済的価値の重視、二つ目には国際的な食糧需給の不安定性に着目した国土資源の有効利用、三つ目に効率的、安定的な経営体の育成等に着目した農業の経済効率性の追求、この三つの重要な視点をどのように整合性を図りつつ新しい農政の中
○志賀(一)委員 今回招請に応じられてエリツィン大統領がおいでになるとすれば、かってこの訪日を延期された経緯から考えても、わざわざおいでになるのですから、やはり宮澤さんと腹を割った話し合いをまずするということが大事ではないでしょうか。そのサミットの際に、結論が果たして出るか出ないかは別にしましても、やはり日本の、今日まで我々が主張し、そしてまた国民の皆さんが悲願としてきたその気持ちを宮澤総理が吐露して
○志賀(一)委員 長官の趣旨につきましては十分わかるわけでありますが、今日までもロシアに対しましては多額の有償、無償の支援をやっております。にもかかわりませず、その支援が果だして国民の皆さんが喜んでいただけるようなものになっておるのかどうか、こういう点についても若干問題なしとしないわけでありますし、報道によりますと、ロシアの国民の皆さんの中には必ずしも日本の支援を望まない、そういう方々もいるやに聞いておるわけでありますが
○志賀(一)委員 私は、まず最初に官房長官にお聞きをいたしたいと思いますが、対ロシア支援については、つい最近十八・二億ドルの無償、有償の支援を決めたようでありますけれども、これは何を根拠にこのような支援を決めたのか、まず、これらについてお聞きをしたいと思います。
○志賀(一)委員 二年ほど前ですが、私ども社会党の農水委員で、新潟の入広瀬村、ちょうど福島県の只見とすぐ境を一つにしているわけでございますが、行ってまいりました。そこで大変なアイデア村長さんが私どもにいろいろな話を聞かせてくれまして、その中で、たくさん小さい田んぼを整理して大きくしていると。大きくしても、私どもから見れば、平地の人たちから見れば、そう大きくなったとは言えない、そういう田んぼでありますが
○志賀(一)委員 米が大変たくさん生産されるようになって、しかも被害率が平均化してきた、こういうことが理由のようであります。 しかし、先ほども申し上げましたように、私の福島県の阿武隈山系や会津の山間地域というところに足を踏み入れますと、そんなに東京で考えているほど平均化している状態とは言えないと思うのであります。やはり非常に標高差もありますし、中山間地帯ということになりますと冷水もかかる、またここ
○志賀(一)委員 本日は、農業災害補償法の一部改正案についてお聞きをいたしたいと思います。 私も、顧みますると、農協あるいは共済組合が発足したのは、多分戦後、昭和二十二年ごろだと思いますが、当時、私も農協の発足に当たって発起人となり、そしてまた理事となってやったことを覚えておりまして、当時農協と共済組合の役員というものもまた一緒でありましたから、当然にして共済組合の理事にもなりまして、二十三、四のころ
○志賀(一)委員 やはり、日本の民間のボランティアを初めPKOの皆さんも行かれるわけでありますから、ひとつ十分な対応をしていただきたい、そんなふうに思います。 それで、同日の新聞で見ましたところ、カンボジアに派遣をされている陸上自衛隊がいざ攻撃を受けた場合にどうするかということについて、自衛隊の首脳部でいろいろと、一旦緩急の場合どう対応するかということでの研究をしており、かつそれが現地の指揮官に連絡
○志賀(一)委員 この点については、現地に日本大使館もあることでありますし、国連との十分な連携を密にした中での、日本人のボランティア活動がこのような不祥事ができないようにするというのは当然のことでありましょうから、そういう点で、日常における十分な連絡プレーというものがないのではないかという気がいたします。ただいまも申し上げましたように、ポル・ポト派はあくまでも総選挙を阻止しようという構えで武力攻勢を
○志賀(一)委員 私は、まずカンボジア問題についてお聞きいたしたいと思います。 先日、大阪出身の国連所属総選挙監視団のボランティアの一員として活躍されていた中田厚仁君が、ポル・ポト派と思われる者に銃撃され死亡したことについて、極めて遺憾の意を表するとともに哀悼の意を表したいと思います。 かかる不祥事が起こる前に、全力を尽くして武力紛争のない状態にしてから民間の奉仕団を派遣すべきで、直ちに民間人は
○志賀(一)委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議及び民社党を代表して、水産業協同組合法の一部を改正する法律案及び漁業協同組合合併助成法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読します。 水産業協同組合法の一部を改正する法律案及び漁業協同組合合併助成法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 近年、我が国漁業・
○志賀(一)委員 さらに大臣にお尋ねをいたしたいと思います。 中村大臣は金丸さんの御指導が多々あって今日の地位を占められたのではなかろうかと推測しておるところでありますが、今度の金丸さんのいろいろな事柄が次から次と出てくる中で、建設関係にかかわるいわゆる族議員の名前も、何か新聞の報道では五十七名も出ているというふうな報道があります。その中で、特に竹下派からは十数名というふうに出ておるわけでありまして
○志賀(一)委員 建設事業をめぐる汚職事件は今日まで数多くありまして、ただいまもいろいろな角度からお話がございました。過去に言えば静岡の問題等もありましたし、また埼玉での談合問題もありました。また、国内だけではなくて日米構造協議の中でも、日本の企業の排他的な行為が指摘をされておるわけでありまして、特に関西新空港への土砂納入問題では、やはりこれまた公取から談合問題として取り上げられてまいりました。そればかりではなくて
○志賀(一)委員 後の、最近のぬれ子の値段を四万円台というとり方をいたしておりますが、これは一体どこの平均なのか、どこでとっている価格なのかということをまずお聞きをしたいと思うのであります。
○志賀(一)委員 これらの認識でありますが、そういたしますと、そういう認識でありますと、今酪農経営全体が好転しているという認識に立っているという明確な考え方に立っているわけですか。再度お聞きしたいと思います。
○志賀(一)委員 本日は畜産問題について、審議会等も開かれる中での当委員会でありますが、私は、この委員会で酪農問題に絞って、わずかな時間でありますので御質問をいたしたいと思います。 今度の審議会に、また私どもの手元に出していただきました、最近における畜産の動向についての畜産局長の報告によりますと、飼養規模の拡大と一頭当たり搾乳量の増加により酪農経営は順調に推移しているとして、酪農経営の現況を、極めて
○志賀(一)分科員 私の手元にありますが、実は全国精神薄弱者施設関係の日本精神薄弱者愛護協会、そういう一つの全国的な愛護施設関係等で調べた数字を見てみますと、今おっしゃられた実態よりはもっと進んでいる、こういうふうに私は思っているところであります。 この数字を御紹介いたしますと、IQ三五以下と測定不能、こういうものを合わせた数字でございますが、昭和五十三年度で六一・一%、それが平成元年度は六八・二
○志賀(一)分科員 お話をいただきましたが、まさに先ほども申し上げたように重度化、重複化、老齢化、こういうふうに福祉施設に携わっている人たちが大変容易でない状況下になっておるわけであります。そういうことについてどのような実態になっておるか、こういうことについて今日まで実態調査をやられて実態を把握している、だからゴールドプランに向けてどういう施策をやっていくか、こういうことが当然出てくるべきだ、そんなふうにも
○志賀(一)分科員 私は、一カ月ほど前でありますが、私の地元の福島県内の福祉施設について何カ所か見てまいりました。そういう中で具体的にいろいろと陳情もいただき、また要請書もいただいてまいりました。その施設は、事業団による経営のものと純然たる民間の施設であります。 そういう中で私がお話を申し上げたいのは、まず第一に、国は今福祉十カ年計画というようなものを立てたり、ゴールドプランということで華やかに未来
○志賀(一)委員 自給率の向上を図っていくというためには、今大臣が、いろいろなところから総合的な対策を立てる必要がある、こういうふうに言われたわけでありまして、その点については私も同感だと思うわけであります。 しかし、米以外のあらゆる作物を逐次見てまいりますと、牛乳にいたしましても、あるいは肉類にしましても、大豆、野菜等にいたしましても、それぞれの作物が年々低下をしている。それが総合的に全体の自給率
○志賀(一)委員 閣議決定をしました西暦二〇〇〇年の「農産物の需要と生産の長期見通し」、その中では平成十二年度の穀物自給率を三一%と試算して、昭和六十二年度の穀物自給率三〇%を最低限として自給率の向上を目指す、こういう基本的な考えをこの中でうたっているわけでありますから、当然にして、この目標に対してどのような手段と方法を用いていくのか、こういう具体的な施策をやはり農水省としては鮮明にすべきではないのか
○志賀(一)委員 私はまず、農業問題、中でも農政の柱とも言うべき食糧自給率の問題について、一番目にお伺いをしたいというふうに思います。 国は、平成二年閣議決定した西暦二〇〇〇年を目標年次といたします「農産物の需要と生産の長期見通し」の中で、低下傾向に歯どめをかけ、供給熱量で五〇%の達成という目標を立てたのでありますが、食糧の自給率は低下の一方で、ついに昨年、平成三年度におきまして、三〇%を穀物自給率
○志賀(一)委員 この制度が昨年の一月から実施されて、本年の三月まででまさに六百七十四万人もの多くの善意の皆さん方が加入され順調に推移しているとのことでありますが、昨年の六月、第一回目の事業の配分の実態はどうか、また、その進捗状況並びに諸外国からの評価はどのようになっているのか、お聞きをしたいと思います。
○志賀(一)委員 ぜひ大臣に頑張っていただきたいと思います。 さらに、我が国の経済向上に伴って、国際社会に一層の貢献を果たしていくことが今日重要な責務となっている中で、一九九〇年のODA援助の実績は一兆三千三百九十八億円で米国に続いて第二位でありますが、一方、民間レベルでの海外援助を見ますると、欧米諸国に比べて非常におくれていると指摘せざるを得ないのであります。 このような中で、郵政省が国民参加
○志賀(一)委員 郵便局は庶民の金融機関として親しまれ、信頼されてきた価値ある存在であります。したがって、全国から集められた資金は、日常の払い戻し等を除いて大蔵省資金運用部資金として、国民の暮らしに関係の深い住宅の建設、福祉施設、生活環境、教育施設等、幅広い分野での社会への貢献に重要な役割を果たしていることは御承知のとおりであります。最近、ふるさと小包郵便など時宜に合ったサービスをするとともに、ボランティア
○志賀(一)委員 先ほど申し上げましたように、融資期間が非常に短いのではないかということに対して、やはり従来の後継者なり新規就農者なりがやった場合に、もしも資金的、期間的に不足するあるいは不十分だという場合には、十分検討の上それらの新たな要請にプラスをして対処できるのかどうか、その辺明らかにしていただきたいと思います。
○志賀(一)委員 この制度の内容について、若干お伺いをいたしたいと思います。 まず、本制度が融資対策一本に絞った理由と一さらには各資金とも融資期間が非常に短いということであります。他産業と比較いたしまして収益性の低い農業であり、かつ経験の少ない新規就農者にとって、これらの期間で十分対応可能なのかどうかは極めて疑わしいと思うのでありますが、いかがでしょうか。 また、本制度改正によってどれくらいの成果
○志賀(一)委員 私は、まず今回提案されております農業改良資金助成法の一部を改正する法律案についてお伺いをいたしたいと思います。 この法律が今日までの農業改良の重要な役割を担ってきたと言えるにしても、今日の農業情勢は極めて厳しいものがあり、特に農業後継者をめぐる状況は、我が国の農業が産業としての存立を将来ともに果たして持続できるものであろうかと思わざるを得ないような状況下にあると考えられます。
○志賀(一)委員 ぜひ、その拡大のために今後とも絶大な御協力をお願いしたいと思います。 次にお伺いいたしますのは、児童生徒の登校拒否あるいは最近の高校生の中途退学等の問題が年々増加しているような状況下にあると思われるわけでありますが、これらの実情、そしてまた原因というのはどういうところから来ているのか、そしてまた、いかなる対策をされておられるのか、まずお伺いしたいと思います。
○志賀(一)委員 最高学府での不正事件でありますから、その影響するところ、非常に大きいのではなかろうかと思いますし、いろいろ不信感を買うようでは困ったことになりますので、今後そういう指摘を受けないように十分御指導をいただきたいと思います。」次に、米飯給食についてお聞きをしたいと思います。 国においては、早くから学校給食の重要性を認識され、実施されてまいったところでありますが、児童生徒の食習慣が将来
○志賀(一)委員 私はこれからいろいろ御質問いたしますが、特に文部大臣、私も同じ階で二十メートルも離れておらないところで、きょうは初めて拝顔いたしますが、今後ともどうぞひとつよろしくお願いをいたしたいと思います。 まず最初に、会計検査院の検査結果についてお伺いをいたしたいと思います。 会計検査院より、平成元年度文部省の決算について検査いたしました結果のうち、不当事項十九件のうち、特に東京大学教養学部及
○志賀(一)委員 お話は十分わかりましたが、では具体的に、その割り増し分というのをどういう基準でどれくらいの数値が出されるのか、それぞれの項目でちょっと、もしお聞かせいただければ幸いと思います。
○志賀(一)委員 去る三月の予算委員会の分科会におきまして私がこれらの高齢化率の極めて高い町村についておただしをした際に、ただいま大臣がお話しあったような御答弁が政府筋からあったわけであります。全国で今三千二百六十六市町村のうちに高齢化率が二〇%以上になっておる町村が実は七百九町村あるわけであります。これらの交付税に対しては、今御説明いただきましたような費目で割り増し配分をしているというお考えでありますけれども
○志賀(一)委員 私は、まず第一点として、都道府県の財政から見た格差是正という視点でお伺いしたいと思いますが、地方税で見た場合、全国平均を一〇〇として、平均以下が四十七都道府県中四十道県、平均以上がわずかに七県であり、圧倒的に格差は大きく、なかなか改善されない実情であります。また、財政力指数から見ても、同様に財政指数が〇・五以下の道県が四十七県中二十七県を占め、不交付団体四県との格差は著しい差があり
○志賀(一)委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、民社党及び進歩民主連合を代表して、家畜改良増殖法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 家畜改良増殖法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 農業の国際化が進展する中にあって、家畜改良増殖の促進が、畜産経営の体質強化と畜産物の安定供給
○志賀(一)委員 一つは、やはり私は、団体等に属する獣医さんの処遇について再度検討すべきだという立場で、強く求めたいと思います。 それと関連して、いわゆる産業獣医師の中で開業されている方々は、やはり農業共済組合とのかかわりが非常に強い。その場合に、農業共済制度の現状の中ではなかなか十分な診療報酬を得られないということもあるわけでありますので、この辺、農家に負担にならないような形でひとつ再検討さるべきではないのか
○志賀(一)委員 今御答弁いただきましたけれども、やはり依然として従来の対応とそう極端に変わった施策はないな、実はこういうふうに感じておるわけであります。従来、獣医師は、社会的にも経済的にも必ずしも十分な処遇を受けていない、これが現状だと思うのでありますが、そういう中で今、これから特に団体等に属している獣医さんに対してやはり何らかの希望を与えるという施策をやらない限りは、過重な労働になり、先ほども申
○志賀(一)委員 私は、獣医師法の一部を改正する法律案、獣医療法案等についてまずお聞きをいたしたいと思います。 獣医師法の一部改正及び獣医療法案の趣旨は、我が国の農業の基幹的部門へと成長を遂げたことに伴う獣医師の役割の多様化への対応、また畜産の生産向上、公衆衛生の向上に寄与するための獣医師の確保及び保健衛生指導の強化、安全な畜産物の生産のための診療制度の改善、獣医師技術の進展に応じた診療の確保。しかもこの
○志賀(一)委員 次に、ODAと関連をいたしながら、シベリア抑留者についてお伺いをいたしたいと思います。 最近ロシアからの労働証明書発行がロシア公文書委員会の中央特別公文書館からなされた旨、政府は三月五日の内閣委員会で答弁されておりますが、五六年日ソ共同宣言で両国は相互に請求権を放棄したので、未払い義務は日本側に移っているというふうに聞いているわけでありますが、今回ロシア政府が労働証明書の発行をしたことによって
○志賀(一)委員 私は、ODA並びにこれに関連した戦後処理問題等についてお伺いをいたしたいと思います。 我が国は、いわゆる経済大国と称されまして、全世界の国々から大変な熱いまなざしで日本の豊富な資金についての供与という面で、相次いで日本を訪れるというような事態があるわけであります。ODAなどを通じまして大変な、世界的な貢献をなさっており、その中には大変感謝されているものもありますが、同時に問題視されている